バリ島の祝祭日や縁起のいい日までわかる バリカレンダー
2025.12.26
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年末も近づき、皆さんもそろそろ来年のカレンダーを買う時期ではないでしょうか。実はインドネシアにはジャワカレンダーとバリカレンダーがあります。インドネシアで一般的に使用されているカレンダーはジャワカレンダーですが、バリ島だけバリカレンダーを使用しています。今回のブログではバリカレンダーを紹介します。

バリ島で一般的に使用されているカレンダー
ジャワカレンダーはグレゴリオ暦とイスラム暦を同時に使用しています。グレゴリオ暦はインドネシア共和国と市民社会の公式暦ですが、イスラム暦はイスラム教徒とインドネシア政府によって宗教礼拝と関連するイスラム教の祝日を決定するために使用されます。そしてバリカレンダーはサカ暦(西暦78年を紀元とするインド発祥の太陰太陽暦)を使用しています。
バリカレンダーはバリ人にとって一家に一つはある重要なカレンダーなのです。バリカレンダーではインドネシア共通の祝祭日はもちろん、ヒンドゥー教の祝祭日もわかるのです。その他にも縁起のいい日(田植えにいい日、家を建てるにはいい日、など)、満月や新月の日など情報がたくさん載っています。

バリカレンダーは曜日が縦になっています。(よく見ると、日本語でも曜日が書かれています!)白黒の写真の人はカレンダーを作成した人です。ちなみに、バリカレンダーは暦学に優れた色々な人が作成していて、作る人によって個性があり、内容も微妙に違うそうです。
バリカレンダーを買ってみよう
バリカレンダーは11月頃から販売されます。カレンダーは本屋や文房具店またはスーパーマーケットで購入することができ、値段は14,000ルピア~30,000ルピアで購入できます。卓上カレンダーと壁掛けカレンダーの2種類があります。壁掛けカレンダーの方は占いまで載っています。ニュピやガルンガン、クニンガンなどバリの大きな祝祭の日もわかるので、バリカレンダーを購入して、来年のバリ島旅行の計画を立てるのもいいかもしれませんね。
右側には祝祭日や満月・新月の日、縁起のいい日は何日かなど書かれています。

まとめ
バリ人の日常で欠かせないアイテムとなっているバリカレンダー。バリ人は祝日の確認の他に、バリカレンダーをもとに家を建てる日、田植えをする日、商売を始める日などを決めたりするのです。バリ旅行の計画を立てるのに役立てたり、デザインがバリっぽいので、インテリアの一つとして飾ってみたり、様々な楽しみ方ができるカレンダーです。
<小山市 エマールグループ>
