デンパサール中心にある地元民の台所 バドゥン市場 & クンバサリ市場

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バリには新しいショッピングモールが次々とできていますが、現在でもバリ人の多くは食品、日常用品、衣類などパサールと呼ばれるところで購入します。パサールとはインドネシア語で「市場」という意味です。市場では特に食品などはスーパーで買うよりも安く購入できるので、いまだに市場で買い物する人は多いのです。今回のブログではバリにある市場の一つ、デンパサールにあるバドゥン市場とクンバサリ市場を紹介したいと思います!

バドゥン市場

地元民の生活の中心 バドゥン市場


バドゥン市場はバリ島最大の市場で、最古の市場です。デンパサールのガジャマダ通りにあり、20世紀初頭から地元民の生活を支えてきました。2016年から2017年に大規模な改修工事を得て、現在は伝統的な雰囲気を残しつつ、エレベーターやエアコン、さらにはWIFIなども取り付けられ、近代的な設備を完備した市場に生まれ変わりました。市場は各階に分かれて品物があり、1階は肉・魚・お米・香辛料、2階は野菜・果物・チャナン(お供え物)、3階はお菓子・キッチン用品・儀式用具・お線香、4階は洋服・民族衣装と分かれています。ここでは肉、香辛料、果物、お菓子などは量り売りです。又ウブド市場よりもローカルの雰囲気が強いので、バリの人々の日常の姿を垣間見ることができる場所としてデンパサールの観光地のひとつとなっています。

クンバサリ市場

実は川を挟んでバドゥン市場の隣にあります。


デンパサールのお土産の倉庫 クンバサリ市場


バドゥン市場の向かい側、バドゥン川橋を渡ったところにあるクンバサリ市場は、芸術品、手工芸品、そしてバリの特産品のお土産が揃う中心地です。バドゥン市場が日用品の中心地であるのに対し、クンバサリは芸術品や伝統工芸品を探すのに最適な場所です。

クンバサリ市場や4階建ての建物で、ウブド市場、スカワティ市場クタやサヌールなどのアートマーケットよりは店舗数がはるかに多く、比較的値段も安いので買い物好きの方はきっと飽きないでしょう。1階は他の市場と同じく肉や野菜、香辛料などを売っているお店が並んでいますが、2階~4階はバティックやサロン(腰布)、Tシャツ、絵画、木彫り、置物、サンダルなどバリ土産のお店がずらっと並んでいます。


市場で買い物する際に抑えておきたいポイント

・なるべく10万ルピアよりも小さい額の紙幣を持っていくのがベスト

・あまりこぎれいな身なりよりも、Tシャツなどラフな格好で行った方がぼったくられにくいです!化粧も薄目がベター。(こぎれいな身なり=お金持ちだと思われるため)

・値段を聞いて高いと思ったら、自分の希望値段よりも低い値段で交渉して、徐々に歩み寄る。

・「さっきのお店では値段が~だった」「知り合いが同じものを買って値段が~だと言っていた」と言ってみる。

・それでもだめだった場合立ち去る。(この時にお店の人に呼び止められて「あなたの値段でOK!」となることも多いです。)

・一か所で複数まとめて買う方が値段も交渉しやすく手間もかかりません。

・最近バリではプラスチック袋を使用しない運動が広まっているので、買い物袋持参を忘れずに!

まとめ

観光地やお土産屋が他の地域に比べて少ない印象のデンパサールですが、実は歴史ある大きなバドゥン市場とクンバサリ市場があります。店舗数も多く、他の市場よりも値段が安く、地元民から観光客まで人気の市場となっています。デンパサール中心の古い建物が並ぶ街中にあり、買い物を楽しみながらバリ人の日常生活を垣間見ることができるので、他の観光地で有名なウブドやクタなどとは違う雰囲気を味わいたい方は一度行ってみてください。

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