バリの便利な赤いバス トランス・メトロ・デワタ

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ここ数年、バリの地元民も利用している便利な赤いバスが走っているのはご存じでしょうか?その名は「トランス・メトロ・デワタ」。このトランス・メトロ・デワタはインドネシアの交通省が主体となって、2020年9月からインドネシア国内数都市に導入した安価な路地バスシステムです。トランス・メトロ・デワタは、ングラ・ライ空港、デンパサール、クタ、サヌール、タバナン、ウブドなど主要エリアを結んでおり運賃は路線内一律で片道Rp4,400と安く、地元民も利用している安価な交通手段なのです。

トランス・メトロ・デワタの主なルート
トランス・メトロ・デワタにはそれぞれ番号があり、番号ごとにルートが違います。トランス・メトロ・デワタは5つのルートがあり、コリドール(Koridor)と呼ばれ、Koridor 1, Koridor2, Koridor 3, Koridor 4, Koridor 5と別れています。それぞれのルートを簡単に説明いたしますと

Koridor 1:Sentral Parkir Kuta(クタ・セントラルパーキング)~Terminal Persiapan(タバナン)

Koridor 2 :Terminal Ubung(ウブン・バスターミナル)~ングラ・ライ空港

Koridor 3:Terminal Ubung(ウブン・バスターミナル)~サヌール

Koridor 4:Terminal Ubung(ウブン・バスターミナル)~モンキーフォーレスト(ウブド)

Koridor 5:Sentral Parkir Kuta(クタ・セントラルパーキング)~Politeknik Negeri Bali(国立バリ・ポリテクニック)


私はKoridor 3とKoridor4のバスをよく使用します。サヌールビーチやサヌールにあるIcon Mall(アイコン・モール)に行きたい時はKoridor 3のバスを使用、ウブドへ行きたい時はKoridor 4のバスに乗ります。Koridor 4のバスはデンパサールにあるショッピングモール、Living World(リビング・ワールド)でも停車しますので、ウブドからLiving Worldに行きたい、またはデンパサールに行きたい方にもおすすめです。


トランス・メトロ・デワタの料金と支払い方法
トランス・メトロ・デワタはどのルートのバスも乗車1回あたり4,400ルピア(約40円)です。ただし現金での支払いは受け付けておりません。インドネシアでは電子マネーやQRコードでの決済が進んでおり、トランス・メトロ・デワタやいくつかの飲食店やお店でもキャッシュレス決済のみを受け付けております。

トランス・メトロ・デワタの支払いは日本でいうSuicaカードのような電子マネーカードを使用します。このカードはコンビニ、大型書店(Gramedia書店など)、銀行などで販売しています。カードの残高の追加は銀行またはコンビニでできます。

また、現地の人達は電子マネーアプリを使用して支払います。主によく使用されている電子アプリマネーアプリはOVO、Shopeepay、Gopayなどというアプリです。ただし、このアプリを使用する場合、インドネシアの携帯番号と口座開設が必要になります。なので、短期の場合はカードの方が便利かもしれません。

 

グーグルマップで行きたい場所を検索し、公共交通マークを押すとこのように最寄のバス停でのバスの到着時間が出てきます。

トランス・メトロ・デワタのスケジュール
トランス・メトロ・デワタのスケジュールは専用アプリでも確認できます。アプリの名前はバスの名前と同じく、Trans Metro Dewata(トランス・メトロ・デワタ)で探せばグーグルストアまたはアップルストアでダウンロードできます。もしくは、グーグルマップのルート検索で行きたい場所を入力し、公共交通マークを押せば、最寄りのバス停と行先の一番近くの降車バス停を調べることができます。

まとめ
トランス・メトロ・デワタはバリ島の地元民も使用している赤い車体が目印の便利な交通手段です。料金は一乗車Rp4.400でオンラインタクシーを使用するよりも安く、デンパサールからウブドルートもたくさんあるので地元民も愛用しています。ただし、支払いは電子マネーのみなので電子マネーアプリ、またはカードの購入が必要です。バリ島旅行中に交通費を節約したいという方はぜひ使用してみてください。