バリ島の静寂の日 私がバリで経験したニュピの日
2025.08.20
栃木県小山市のエマールグループは人材派遣・製造請負の会社です!
今回のブログはバリ島の新年の日、「ニュピ」についてです。
バリで初めてニュピの日を体験したとき、私はただの「普通の休日と思っていました。しかしそうではありませんでした。それは私の人生で最も静かで、しかし最も意義深い体験のひとつでした。 島全体が静寂に包まれ、車の音もない、明かりもない。バリは静寂の中で呼吸をしているようで、私は自然に溶け込んでいるようでした。
ニュピの前夜 賑やかな祝祭のオゴオゴ・パレード
ニュピとはバリ島のお正月です。ニュピの前日、私は友人に誘われて、村中を練り歩く不気味な生き物の形をした巨大な像、オゴ・オゴを見に行きました。 賑やかな雰囲気で、歓声とバレガンジュール(バリの党の伝統的な音楽の一つで、ガムラン音楽の一種)の音楽、そして村の若者たちの並外れた創造性に満ちていました。オゴオゴは、その恐ろしい姿の裏側で、人間の欲望と悪を象徴しているよう。
オゴ・オゴはパレードの後、オゴ・オゴに乗り移った悪霊とともに焼き払われます。そして、この像が燃やされたり「消されたり」するのは、新たな年が始まる前にすべての負のエネルギーを解放することを意味しています。
ニュピの夜: 今まで見た中で最も澄んだ空
街灯も街の明かりもないニュピの夜空は、今まで見た中で最も非現実的な星空の光景でした。 銀河や流れ星、バリ島全体を静かに包み込むような星空。 私はバルコニーの薄いマットレスに横たわり、携帯電話も開かず、おしゃべりもせず、ただ信じられないほど美しい静かな時間を楽しみました。
単なる祝日ではない、バリ島のニュピ
私にとってニュピは単なる休日や祝日ではなく、自然に耳を傾け、自分が何者であるかを思い出し、日常に立ち止まることの大切さを教えてくれる日だと思っています。 バリでは、ニュピの静寂は怖いものではなく、祝われ、日常の細かなことの大切さに気付かせてくれる日なのです。
バリ島でニュピを体験してみたいなら
- 宿泊施設を事前に予約する。(すぐに満室になるため)
- 前日までに食料と水を準備する。
- Catur Brata Nyepi(チャトゥール・ブラタ・ニュピ)のルールを尊重する。(外出しない、仕事をしない、火や光を使わない、テレビやスマホなどの娯楽から離れる)。
- ニュピの間は瞑想、読書、睡眠などのために静かに時間を過ごす。
- 夜も電気をつけない。
まとめ
静かな場所に行かなくてもスピリチュアルな体験がしたいなら、ニュピの時期にバリ島に来てみてください。静寂、静けさ、そして私たちが忘れがちな人生の意味について、ニュピが教えてくれるでしょう。
<小山市 エマールグループ>