紫陽花の色が変わる理由とは?
2025.06.09
こんにちは!栃木県小山市のエマールグループは人材派遣・製造請負の会社です!
梅雨の季節になると、街中で美しい紫陽花(あじさい)が咲き誇ります。
ピンクや紫、青などさまざまな色の花がありますが、紫陽花の花はなんと、咲いている途中で色が変わることがあるのです!
紫陽花は5〜7月頃に開花する大ぶりな花で、見た目には大きく見えますが、実際は小さな花が集まって一つの花のように見えています。その可愛らしい姿も魅力のひとつですね。
アジサイ科の花は品種が多く、形や色のバリエーションも豊富です。
ピンクや紫、赤、青、白など、さまざまな色の変化を楽しむことができます。
紫陽花の花には、「七変化」という別名があるほど、花の色が変わる現象がよく見られます。
「咲いている途中で色が変わった!」
「昨年と同じ株なのに、今年は花の色が違う!」
こうした不思議な変化には、しっかりとした理由があるのです。
それは、紫陽花が植えられている 土壌の酸性度
に関係しています。
土の酸性度は、降雨量や土に含まれる成分の影響を受けて変化しやすく、日本の土壌は比較的酸性に傾きやすい特徴があります。
紫陽花は、
- 酸性の土 で育つと 青色 に、
- アルカリ性の土 で育つと ピンク色 になる
という性質を持っています。
これは、紫陽花に含まれる アントシアニン
という色素が、土中の アルミニウム と結びつくかどうかによって変化するためです。
このように、紫陽花の色が変わるのは ただの気まぐれではなく、土の性質によるもの なのですね。 紫陽花を見るときは、ぜひこの豆知識を思い出して、色の変化を楽しんでみてください!
意外と知らないあじさいの豆知識
日本で親しまれているあじさいですが、「花の部分はどこか」「どんな種類があるのか」など、意外と知られていないことも多いです。
今回は、あじさいに関する興味深い豆知識をご紹介します。
実は、私たちが花だと思っている部分は、本当の花ではありません。
花びらのように見えるのは「装飾花」で、中心にある小さな「真花」こそが本当の花なのです。
あじさいの美しい花びらと思われがちな部分は、実は「装飾花」(ガク)と呼ばれるもので、種類によっては中央に密集した小さな「真花」が存在します。
このような構造を知ると、あじさいの魅力をより深く感じられるかもしれませんね。
<小山市 エマールグループ総務課>