世界おもしろ見聞録 日本編 え~~?そうなの? 日本に来て困った事って??

株式会社エマール広報担当MADAMHです。最近は天気が非常に変わりやすく

本来の典型的な雨季の6月はどうなるかと心配になります。

1970年代、6月と言えばしとしとと連日の雨とジメジメ感に悩まされました。

沢山カタツムリが木々の葉の上を這い、色とりどりの紫陽花を楽しめたものです。

気候の変化を感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?




インバウンド旅行も随分戻ってきており、多くの訪日外国人を見かける様になりました。

日本に来て一番困ることは何かを調べてみたところ、ある統計によると訪日中、不便に思うことの第1位は、「Wi-Fi環境」で31.5%。


次いで2位「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」(20.2%)

3位「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」(17.5%)、

4位「公共交通の利用」、5位「ゴミ箱の少なさ」という結果だそうです。

ブラジル人の友人の妹が、遊びに来た時タブレットをもってきていました。

国で使っているものを外国で使える様にすると、非常に高額になります。

どうやってネット環境に繋げるのだろうと疑問になりました。

ポケットWI-FIをもって来るとか、短期なら空港でレンタルするとか方法や、必要な時だけネットカフェを使う事も出来ますが、まず来たばかりの人が、どこにWI-FI環境があるのかを見つける事は簡単ではない課題です。

第2は、当然言葉の問題でしょう。大きな施設なら多言語対応のインフォメーションはありますが、どこでもと言う訳ではありません。大都市では、メニューを準備している所がありますが、まだまだ少数です。携帯電話の翻訳機能と言う手も皆さん良く使っています。

第3に多言語表記の少なさと言われています。確かに大きなイベントがあると、会場や駅など、英語表記が増えますが、??マーク付きの和製英語やスペルミス表記も残念ながら少なくはないですね。

第4は、公共交通機関の利用の仕方が難しいと言われます。日本人でさえ日本語表記だけのローカルなバスや鉄道を乗るのは難しいですね。

第5位ではゴミ箱の少なさです。私たちの日々の生活の中でも、沢山コンビニや自動販売機はありますが、確かにゴミ箱は設置されていない所ばかりで、たまにあったとしても、ごみが溢れていますし、コンビニのごみ箱は店内設置がほとんどです。


本社の近くのある国道ですが、他県のTVで高速みたいな国道があると紹介されていて

友人に聞かれました。この国道の事かな?と答えたらそうそうと言っていました。

捨て場の無いゴミは車内に置かれ、国道に合流する場所に多くのごみが捨てられています。

減速した時に投げ捨てしています。掃除しても掃除しても、生えてくる雑草の様に

綺麗になることはないですね。

公園にもゴミ箱は少ないです。ゴミは持ち帰りましょうと記載してありますが持って帰らない人は、増えるばかりです。

公共トイレの少なさも気になります。外国へ行っても決して多くはないと思いますが、息子が都内で仕事をしていた時、車で移動する必要がありました。

自分は、都内では仕事無理と開口一番言っていたので、理由を聞いたら都内のコンビニには貸してくれるトイレがなく何度も困ったと話していました。

そのうちに着替えを持参するようになりました。

頻繁に横浜の港に行く友人も同じことを言っていて、トラックの運転手さんは尿瓶用のもの持参しているよと当たり前に言っていました。


大きい車では高速道路のパーキングエリアならともかく、止まれる場所もトイレもほとんどないのです。

改めて周りを見ると、この辺りでは普通に使える物も、都内では無い場所はありますね。

ましてや、そこに住んでない人では何がどこにあるのかはわからないでしょう。

訪日外国人では、トラックに乗ることは無いでしょうが、街中を歩いていて、トイレやごみ箱を見つけるのに苦労している姿が目に浮かぶようです。

日本国内では、未だキャッシャレス、カードの普及がイマイチですし、通常両替は、銀行へ行く必要があります。このような支払いの手段の少なさは、旅する外国人にとって致命的な問題です。


日本の伝統文化や風景の美しさ、安全性の高さ、そして親切でおもてなしの心のある人々が魅力とされています。また、政府の取り組みや外国人旅行者への配慮が増えていることも一因と言えます。日本への関心が高まっている理由を理解し

今後、訪日の方々が対面する問題にいかに対応するかが課題と言えるでしょう。