日本いろいろ見聞録 え~~?そうなの?2 海を越えた日本語
2024.01.17
株式会社エマール広報担当MADAMHです。お正月も過ぎ、寒さも一段と厳しく
なってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
前回に続き、海外で日本語がそのままで理解できる言葉は、他にどんな言葉があるでしょうか?
日本食のSUSHI(寿司)TEMPURA(天ぷら)MISO(味噌)SAKE(酒)等
もちろんですが、KIMONO(着物)KABUKI(歌舞伎)SUMO(相撲)KARATE(空手)等すぐに思いつく言葉ですね。
他に、調べてみるとKAWAII(かわいい)ANIME(アニメ)OMAKASE(おまかせ)
KARAOKE(カラオケ)等が出てきて驚くばかりです。
EDAMAME(枝豆)DAIKON(大根)MIRIN(みりん)KONNYAKU(こんにゃく)、UMAMI(旨み)等もそのまま使われる英単語として紹介されていました。
私が学生の頃、日本文化を英語で習うと言う授業があり、こんにゃくはDEVIL'S tongue =悪魔の舌????
と習いましたが、そういわれても何それ??って突っ込みが入りそうですね。
一番驚いたのがSATSUMAという単語の意味なのですが、薩摩かサツマイモだと思ってしいますよね。
なんとミカンのことだそうです。その意味の由来は諸説あるようですが、なんとも混乱しそうです・・・。
日本の冬の果物の代表ともいえるミカン
海外でオレンジは多く見かけますがミカンはみかけませんでした。
オレンジと言うよりミカンに近い大きさのものは見かけたことがありますが、その酸っぱは、頂けるものではなかったですね…
ビジネス分野での単語には、日本が誇る世界的企業トヨタ自動車から、KAIZEN(改善)やKANBAN(カンバン(方式))といった生産システムに関するものがあります。
またUrban Dictionaryに収録されていたものですが、NEMAWASHI(根回し)という日本語も英単語になっています。
日本企業と取引のある海外企業で浸透し始めているそうで、欧米で一般的なトップダウンの意思決定と比較して用いられるようです。
そのほかには、ZANGYO(残業)やKAROUSHI(過労死)といった言葉も、日本を象徴するものとして海外でこうした言葉が通じてしまうということは、なんとも残念かつ複雑な心境です。
普段から何気に使っている日本語ですが、どのような背景で海外でも使われたのか
改めて考えてみることで、見逃している日本文化の素晴らしさに触れたいものですね。