社員達と共に26年を迎え
皆さん、2025年あけましておめでとうございます。
エマールも創業から26年目を迎えました。社員やステークホルダーの皆さんのおかげです。心から感謝しております。ありがとうございます。
さて今年はどんな年になるのでしょうか?エマールグループでは今年は「協働」という方針を掲げています。「協働」とは、広辞苑によると「協力して働く」とありますがこの言葉が使われる時というのは「ある目的や目標の為に協力して働く」時に使われることが多いようです。今の時代は時間の流れが早く、それと並走するように課題も次から次に生まれております。時代の変化に伴う課題やニーズの変化に対応しようと思っても、「一人」だけでは到底太刀打ちできず、経営においてはほとんどの中小企業が大企業に分断され、知らないうちに個別に体力を削られています。今こそ互いに得意分野を活かし、協働で持続可能な経営を検討する事が必要だと思っています。
また、時代は端境期でもあります。昨今の経済情勢だけでなく、視点をバブル崩壊からの30年に広げて考えてみてください。大きな変化が起こりつつある事を感じているのではありませんか?
名古屋大学の原 邦彦(特任教授)が「予兆学を考える」(2022)の中でこんな事を言っています。『…今、多くの場面で流動性、不確実性、曖昧性、複雑性が増大し、想定外の事象が頻発している。見通せない未来に対して漠然とした不安に覆われた時代といえる。(中略)
意識の外にある僅わずかな変化の予兆をとらえ、長期行動の道標を明示することが強く求められる。』
今、感じている違和感、それは予兆だとは思いませんか。世の中が大きく変わる時、信頼のおける仲間と協働して生き残りを考える。まさにそんな時代の到来にエマールは備えようとしております。
― 人生、日々勉強 ―
エマールグループ代表早坂秀樹