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緑豊かな山々を背景に、段々畑のバリの田園風景。そのような景色がジャティルウィヒにあります。私は観光客の喧騒から一時的に離れて、深く呼吸できる場所を探しにここを訪れることにしました。そして、ジャティルウィヒはそれ以上のものを与えてくれました。
ただ美しいだけではない風景
ジャティルウィに到着すると、広大な段々畑の広がる景色が私を迎えてくれました。まるで大地と空が、整然と並んだ稲の列を通じてつながっているかのようでした。高地の爽やかな空気と伝統的な灌漑水路(スバック)から流れる水の音に包まれ、まるで昔の伝統的なバリに戻ったような感覚に包まれました。私が驚いたのは、ここでの農業システムが数百年前から存在し、現在も「Subak (スバック)」という名で知られ、地元の知恵に基づいた共同灌漑システムとして、ユネスコの世界文化遺産に認定されている点です。

ジャティルウィでの楽しみ方
ジャティルウィヒでの経験は、単に景色を楽しむだけではありません。ジャティルウィでの体験で、強くおすすめするポイントは以下の通りです。
1）  田園地帯を周回するトレッキングコース（2～5km）で、360度パノラマビューを楽しむ。
2）  地元の親切な農家の方々と交流する。
3）  オーガニックレストランで、田園風景を眺めながらの朝食または昼食。
4）  段々畑の間を走る小さな道でのんびりサイクリングをする。

私が感じたジャティルウィの特有性
•    訪れた人を圧倒する自然のスケール
写真映えするだけでなく、広大で静かな風景が心安らぐ感覚をもたらします。
•    今も機能するスバックシステム
スバックとはバリ島に900年以上続く水利組織のことです。ここでは、バリの農業伝統がどのように守られ、共同で実践されているかを直接見ることができます。
•    観光客に優しいトレッキングコース
歩道は整然と整備されていますが、自然のままの状態で、ジャティルウィの自然を楽しみながら安全にトレッキングができます。
ジャティルウィに行ってみたい方へ
住所　:　 Jalan Batukaru, Sandan Lebah, Sesandan, Penebel, Tabanan, Bali – Indonesia
営業時間：08：00～18：00
入場料　：Rp50,000（￥500）
ウブドまたはデンパサールから約1,5時間～2時間
帽子、飲料水、カメラの持参もお忘れなく。時間帯は朝か夕方に訪れるのがおすすめです。

 

まとめ
ジャティルウィヒは自然の美しさだけではなく、何百年も続くバリの伝統文化にも触れられる場所です。そして、高低差のある見渡す限り広がるライステラスは訪れる人たちを魅了することでしょう。バリの自然と伝統文化を一度体験してみたいならジャティルウィは絶対に訪れておくべき場所です。
 

＜小山市 エマールグループ＞